今朝、容器のフタを開けたら氷がうっすら。
「よし、今日も無事だな」と思った次の瞬間――底に沈むメダカを見つけて、心臓がキュッとなりました。
水換えもしてる、餌も控えてる、落ち葉も取ってる。それでも冬は、そっと落ちる子が出る。…この季節は、本当に堪えます。
そして必ず出てくるのが例の論争。
- 屋外でもヒーターは入れるべき
- 無加温こそ正義。下手に加温すると逆に落ちる
- 稚魚はヒーターなしだとほぼ無理
- ダルマやモルフォは加温必須だろ…
なぜこんなに揉めるのか?答えは簡単で、「守りたいものが違う」からです。

無加温派の言い分:「冬は止まって耐えるのが正解」
メダカは寒くなると代謝が落ち、動きが減ります。
つまり冬は「頑張って泳ぐ季節」じゃなくて、省エネで耐える季節。
ここで怖いのは寒さそのものより、実は
気温の上下による水温の乱高下と、水の崩れです。
無加温で“低水温に固定”できる環境なら、むしろ安定して越冬しやすい。
さらに「冬に落ちるのは淘汰。生き残った親が強い血を残す」という考え方も、無加温派の強い根拠です。
加温派の言い分:「稚魚とヒレ美は“別生き物”」
一方で、加温派が守りたいのは“今いる命”です。特に
✅稚魚(小さい子)
✅ダルマメダカ
✅モルフォなどヒレが大きい系統(ヒレ美)
このあたりは「屋外無加温はリスクが高い」と言われがち。
理由はシンプルで、冬の耐久戦は体力貯金が少ない個体ほど不利だから。
稚魚は体が小さい分、体力が尽きやすい。
ダルマは体型の特徴上、体力差が出やすい。
モルフォなどのヒレ美系は、泳ぐ負担が大きかったり、系統によって繊細な個体が混ざることもあります。
結局、この論争の正体は「目的の違い」
- 自然選別で強い親を残したい → 無加温が向く
- 稚魚・高級個体を確実に守りたい → 加温が向く
どっちも正しい。
だから揉めるんです。
次回はもっと踏み込みます。
「ヒーターを入れた方が逆に落ちる」って本当?
“やらかしパターン”を全部さらけ出して、屋外加温の事故ポイントを整理します。
▶︎ 第2回:ヒーターで落ちる原因と安全策へ続く
