冬の今の時期、「昨日まで普通だったのに、朝見たらメダカが落ちていた…」という相談はとても多いです。ぬくもりメダカも、昨晩の冷え込み後、いきなり20匹近くが落ちている水槽もありました。冬はメダカにとって体力を温存する季節で、元気に見えてもギリギリで耐えている個体もいます。ここでは、冬本番にメダカが大量に死んでしまう「よくある原因」について、まとめます。

1)急な冷え込み(寒波)
メダカは寒さに強いと言われますが、急激な温度変化には弱いです。特に水が浅い容器は一晩で水温がガクッと落ち、体がついていけず落ちてしまうことがあります。
これが最も多い原因でしょう。
2)水質悪化(冬でも起きます)
冬は水換え回数が減りがちですが、落ち葉・コケ・底の汚れが溜まると水は悪くなります。さらに死骸や餌の残りがあると、アンモニアなど有害物質が増え、連鎖的に落ちる原因になります。
3)酸欠(氷が張ると危険)
表面が凍ると空気と水のやりとりが減り、酸素が入りにくくなります。冬は水温が低くても、過密飼育や汚れが多いと酸欠になりやすく、静かに弱っていきます。
4)餌の与えすぎ(冬は消化が止まる)
水温が下がるとメダカはほとんど食べません。ぬくもりメダカの読者さんたちもおそらく冬の寒い時期に餌をあげ続けている方はいないでしょう。ここで餌を与え続けると、食べ残しが腐って水が悪化しやすいです。また食べたとしても消化できず、体調を崩すことがあります。
5)水換え・足し水の温度差ショック
冬に冷たい水道水をドバっと入れると、メダカは温度差でショックを受けます。特に弱っている個体は耐えられず、その後じわじわ落ちることがあります。
6)病気や寄生虫が冬に悪化する
冬は免疫が落ちやすく、元から弱い個体が病気に負けることがあります。体表が白っぽい、痩せる、泳ぎが不自然などが出たら要注意です。
7)もともと弱い個体が冬を越せない
夏の高水温・産卵ラッシュで体力を使い切った個体は、冬を越す力が残っていないこともあります。冬の死は“環境だけが悪い”とは限らず、個体差も大きいです。
冬の大量死は「寒さ+水質+酸欠+餌」の組み合わせが多いです。まずは水の汚れ、過密、餌の量、凍結を点検すると原因が見えやすくなります。
