9月になりました!暑い!暑すぎます!今日も福井県は39度ありました。体感ですが、8月のお盆よりも暑いです。
ぬくもりめだかは、屋外で飼育しています。太陽対策としてはスダレ・・・以上。スダレは優秀で、めちゃくちゃ暑いと感じる昼間にメダカの水槽に手を入れてみるとひんやりします。スダレがかかっていないバケツの水、いやお湯は40度を軽く超えています。
メダカにとって太陽は敵なのか?味方なのか?整理しました。

メダカにとって太陽が必要な理由(メリット)
- 体内時計を整える
太陽の光で「朝・夜」を感じ、生活リズムが安定します。これがないと、エサを食べるタイミングや産卵のリズムが乱れることがあります。太陽のおかげで食欲・活動・免疫が安定します。 - 繁殖に必要
メダカは日照時間(明るい時間)が長いと卵を産みやすくなります。春から夏にかけて日が長い時期に繁殖が盛んになるのはそのためです。 - 体の色がきれいになる
太陽光には紫外線が含まれていて、色素細胞(メラニンや虹色素胞)が刺激されます。その結果、体色がはっきりして見た目も鮮やかになります。 - 植物の育成を助ける
太陽光を浴びた水草が光合成をして酸素を出します。これが水中の酸素量を増やし、メダカにとって快適な環境をつくります。
太陽によるデメリット(注意点)
- 水温の上がりすぎ
真夏の直射日光で水槽やビオトープの水温が急上昇すると、酸素不足や「ゆで死」に近い状態でメダカが弱ってしまいます。 - コケ(藻)が増えすぎる
光が強すぎるとコケが大発生し、水が緑色に濁ったり、水質が悪化したりします。 - 紫外線によるストレス
紫外線は体色を鮮やかにする一方で、浴びすぎると細胞にダメージを与え、寿命を縮める可能性もあります。 - 急な環境変化
日陰と日なたで温度差が大きいと、体調を崩すことがあります。特に小さい稚魚は影響を受けやすいです。
やはり、直射日光は(特にこの真夏の時期は)デメリットですが、日光もある程度必要。ぬくもりめだかでは、全換水の頻度を上げる、スダレなどを活用する、などをして、太陽の力を借りつつ、元気なメダカちゃんたちを育てています!
太陽を味方にして、この夏を乗り切りましょう!