
お盆過ぎ(8月中旬)から9月上旬の今の時期。まだまだ猛暑が続く今日このごろです。
昨日も投稿した通り、今の時期はぬくもりめだかにとって最後の採卵の時期です。
もう少し経って、涼しくなり始めると比較的水質も安定してきます。めだかさんたちは、また梅雨前のように快適な環境におかれ、簡単に卵を産んでくれるようになります。しかし、卵を産んでくれても、メダカの稚魚が成魚になって、冬を乗り越えることができるには2−3ヶ月かかります。なので、9月中旬を過ぎて産まれたほとんどの稚魚たちは、冬を乗り越えることができません。
一方、お盆過ぎから今の季節は水温も高く、メダカたちもなかなか卵を産んでくれません。
今は最後のチャンスとして採卵し、稚魚を冬までに育てたい!しかし、今はなかなか卵を産んでくれない!
このようなもどかしいジレンマに共感される方も多いのでは!?
ぬくもりめだかは、このジレンマに対して一つの解決策を発見しました!それがタイトルにあります、「アカムシ(赤虫)」です。通常の餌に加え、採卵したいメスのいる水槽には冷凍赤虫を少しだけあげます。
赤虫はとても高タンパクで、メダカさん達が大好きな餌です。なのでパクパク食べてくれます。そして、メダカの体力をぐんとアップさせてくれます。産卵期のメスにとっては体力の消耗が激しいため、アカムシを与えることでしっかりと栄養を補い、卵を産み続ける力を支えてくれるのです。
アカムシをあげる際の注意点
ただし、アカムシをあげる際、ぜひ注意していただきたいことが1点あります。
それは、水質の悪化です。
アカムシは食べ残しが出やすく、そのままにしておくと水質の悪化につながります。特に夏場は水温が高いため、水が傷みやすい季節です。メダカさんたちが食べ残したアカムシは、1日(気温や環境次第では1日もかからない場合もあり)で腐ります。腐って水中のアンモニア濃度を爆発的に上昇させます。
それが結果的にめだかさんたちに悪影響になってしまうのです。
ぬくもりめだかでは、この時期、採卵したいメスのいる水槽にはアカムシを与えています。ただ、アカムシをあげた後は、残った餌をなるべく取り除きますし、数日以内にきちんと水換えをしています!
「アカムシをうまく与え、夏のメダカさん達を元気にし、ラストチャンスの採卵を成功させる!」
参考になれば幸いです。